仕事が少なめだから・・・

 

正直な話、エアーブラシペイントのメイン仕事が忙しくて収入面等でも満足が出来ていれば、エアーブラシ教室の生徒募集に力はいれていかないと思います。

 

ビジネス目的(お金儲け目的)でエアーブラシを始めていっても全然良いと思っておりますが、

短期間で収入を得ていこうとするほどに無理が生じてきます。そして、誰でも短期間で得られてしまうような技術では、その報酬もあまり見込めないと思いますし長続きもしていかないと思います。

 

「出来るだけ短期間で収入を得ていきましょう!」「全力で一生サポートしていきますのでっ!」と言っているような先生方の一生懸命な気持ちもわからないでもないのですが、その先生自身がエアーブラシペイント仕事で生計が成り立っていない感じなのに、一緒に儲けていこう!的に生徒さんを募って高額受講料をとっていくやり方はちょっと・・・?です。悪徳的に感じてしまうような高額受講料のエアーブラシ教室の撲滅運動を長年に渡って続けておりますが、まだ耐えていない状態です。


と、こんなふうにつぶやいていたら、悪徳的?にかんじてしまうエアーブラシ教室の言い方が変わってきたような感じです。

でも、都合の悪くなってしまうような過去記事はいつのまにか削除し、何事も無かったようにスルーしてしまうところがずるがしこく感じてしまいます。

 

ネットによく出てくるエアーブラシ先生がついついしてしまう悪いクセ

ネットによく出てくるエアーブラシ先生がついついしてしまう悪いクセ・・・ いっぱいあります。

 

私が一番避けたいと思う事は、偉そうにする事(上から目線的な態度)です。

ですが、私のところが一番!的に偉そうにしてしまっているエアーブラシの先生やペインターが結構多い状態なので、エアーブラシをやっている人はそんな人ばかり・・・と耳にする時もあります。

 

エアーブラシの事をこれから真剣に学ぼうとしている人や、エアーブラシをこれから楽しもうとしている人にとってみれば、偉そうにしている人達ばかりの世界には近づきたくないと思うはずです。

 

皆が素人から始まっていくのですが、そこそこ上手なエアーブラシ塗り絵とかが出来るようになると天狗さんになってしまいがちなのです。自分はスゴイんだ!と大きな勘違いをしてしまう事が多いのです。

下書きトレースをした上からのエアーブラシ塗り絵にしかすぎず、しかも自分のオリジナルでないパクリ模写絵をしているだけなのにも関わらず、「私はトップレベルのアーティスト!」と言っていたり、エアーブラシ教室での収入をメインに生計を成り立たせているようなのに「私は現役エアーブラシペインター!」「私はエアーブラシアーティストです!」等と強調していたり、下書きトレースに頼って絵を描いている事やパクリアートであることを表ではほとんど言わなかったり、出来の良いような作品ばかりを表に出し、講習内容等はほとんど言わずしてうちの教室はスゴイいんだ!的に良いような事ばかりをひたすら言い並べて生徒さん募集を行っていたり、40歳を超えているよい大人なのにも関わらず汚く感じてしまうようなイキがった強気な発言を連発していたり・・・ 

そのような事は、決して良い事とは思えませんし、カッコイイ!とも思えません。

本人達(エアーブラシの先生達)の必至になって生徒募集をしている様子は十分に伝わってくるのですが、エアーブラシ教室の生徒さん募集をしていく中で嘘や騙し的な事はやってはいけない事と私は思っております。

 

あそこのエアーブラシ教室にヤラれてしまった・・・騙されてしまった・・・上手くいくと思っていたのに違っていた・・・となってしまう原因の元を作ってしまっているのは騙し的にやってしまっているエアーブラシ教室があるからだと思います。

 

私はそんなの状態が続いていくのが嫌です。

万能で完全的な私では決してありませんが、気の合うエアーブラシ仲間達と一緒になってエアーブラシの世界を良くしていきたい!と思いながら行動しておりますのでよろしくお願い致します。

 

TOTAL-Tは、皆様と共にエアーブラシを楽しみ、皆様と共にエアーブラシで成長し続けていきたいと思っております。
LET'S ENJOY AIRBRUSH

 

 

 

私がエアーブラシ教室を開いた訳やこれまでの経緯

私がエアーブラシ教室を開いた訳やこれまでの経緯を説明します。

 

私はなぜエアーブラシ教室を開いたのか?

理由その1 エアーブラシ教室の必要性(需要)を感じたから

理由その2 何にでも応用が効いていくような基本重視のエアーブラシ教室をやりたい!と思ったから

理由その3 悪徳的感じてしまう高額エアーブラシ教室を撲滅させていきたいと思ったから

理由その4 とにかくやってみよう!と思ったから

 

私は20代前半の頃にエアーブラシ絵を描く仕事が楽しく出来たらなぁ~と思いはじめました。

その頃の私はエアーブラシ絵が上手だったわけでもなく、塗装が上手だったわけでもありませんでした。

 

エアーブラシ絵が描ける人から技術を教えてもらうことが出来ないか?と一時考えた時もありましたが、その頃は結婚もしていてお金の余裕もなかったので、そんなところへ弟子として入門していくことも出来ないと思ったし、お金も全然なかったのでお金を支払って技術を教えてもらう事も出来ないと思って、自力で勉強していく方法しかありませんでした。

 

実践作業で四苦八苦しながら少しずつ上手く出来るコツみたいなものを覚えていきました。

今考えると、なかなか思うようにいかないところが楽しくてこれまで続けてこれたのだと思います。

今でも満足が出来ていないから続けていれるのだと思います。

 

最初は素敵に感じる絵や写真を見ながらの模写(マネ)から始めていきました。

ラッセンや空山基の画集を手にしてエアーブラシ絵に挑戦していったのですが全然上手くはいきませんでした。

型紙を使ったり、カーボン紙を使ってトレースして、その上からのエアーブラシ塗り絵ならば出来るだろう・・・ と思って挑戦していったのですが、全然ダメでした。

 

全然ダメだった原因は、塗料を薄める希釈具合でした。(その原因がわかったのはそれから約2年後です。)

 

塗料をシャバシャバに薄めて下書きトレースした上からエアーブラシ塗り絵をしていったらそこそこ見れるような絵にする事が出来ました。

しかし、下書きトレースをしているところを見られるのはイヤでした。

 

次に覚えた技法が、投影をして絵を描く技法です。

地元の先輩がお祭り用の絵を一夜の間に上手く描き上げた事に驚き、自分も試してみたのです。

それまでは、元絵とキャンパスにマス割り線を描いて、その上から鉛筆で元絵を見ながら絵のラインを引き、その上から色付けを行って大きな絵を描いていたのですが、その投影技法を知ってからはもうそればっかりでした。

投影しながら絵を描いていけば、マス割りする必要もないし、カーボン用紙もいらないし、鉛筆等の下書き線も描かないから出ないし、描きあがった絵を見たまわりの人からはスゴイ!スゴイ!と言われていきました。

その時に必ずと言っていいほどに聞かれることがありました。
それは「下書きとかしているの?」でした。

私は、下書きトレースや投影等をして絵を描いていることに後ろめたさを感じていたので、その事は隠すようにしていました。そして、隠し事をしている事にもっと大きな後ろめたさを感じていくようになっていきました。

「なーんだ!そんなズルい方法で絵を描いていたんだ!」と言われる日が来るのがとてもイヤで、すごく後ろめたさを感じながら絵を描いておりました。

でも、エアーブラシで絵を描き続けていると、ある事に気づいたのです!!

 そのある事とは・・・

エアーブラシで薄くボヤっと描かれているうちであれば、絵の位置を好きなように修正していける!という事です。その方法ならば下書きトレース等に頼らなくても上手な絵が描けていくかもしれないっ!と自分で気づけた時は感動的でした。

でも、そこからすぐにスラスラと上手な絵が描けていくようになった訳ではありません。

現在でも絵はスラスラと描けない私ですし、まだまだ勉強不足で未熟者の私です。

 

話は続いていきますが、次回まで又!